ただの遊びじゃない。お買い物ごっこで育つ力とは?
~遊びの中で育つ“考える力・伝える力”~


お寿司屋さん、アイスクリーム屋さん、ドーナツ屋さん、ハンバーガー屋さん・・・
子どもたちに人気の「お買い物ごっこ」
一見すると楽しそうな遊びですが、
私たちはこの活動を目的をもった療育として大切に取り入れています。

「やり取りの中に、力が詰まっています」
「どれにしますか?」
「これください」
このシンプルなやり取りの中に、
・ 相手の言葉を理解する力
・ 自分の思いを伝える力
・ 欲しいものを選ぶ力(意思決定)
・ 順番やルールを守る力
といった、生活に必要な土台の力が含まれています。
「役割」と「手順」を理解して動く
お店屋さんごっこでは、
ただやり取りをするだけではありません。
注文を聞く → 商品を準備する → 渡す → お金を受け取る
この一連の流れの中で、子どもたちは
・ 自分の役割を理解する
・ 何をするか見通しを持つ
・ 順番に沿って行動する
といった、“考えて動く力(実行機能)”を身につけていきます。
はじめは戸惑っていた子も、
繰り返す中で少しずつ流れを理解し、
自分から動ける場面が増えていきます。
「数」と「生活」がつながる経験
「いくらですか?」
「はい、どうぞ」
商品の数、お金やチケットのやり取りを通して、
・ 数を数える
・ 量を意識する
・ やり取りの意味を理解する
といった、数の理解や計算の基礎も育まれます。
机上の学習ではなく、
実際のやり取りの中で経験することで、
“使える力”として身についていきます。
「覚えて動く」力も育っています
活動の中では、
・ 注文内容を覚える
・ 自分の役割を覚えて行動する
といった場面が多くあります。
これは、
ワーキングメモリ(短期記憶)を使う大切な経験です。
遊びの中だからこそ、無理なく、自然に、
“覚えて動く力”を積み重ねることができます。
「継続するから、力になる」
私たちはこの活動を、
1回のイベントとしてではなく、
継続的なソーシャルトレーニングとして取り入れています。
お寿司屋さん
ハンバーガー屋さん
ドーナツ屋さん
と形を変えながら、繰り返し経験することで、
理解が深まり、できることが増えていきます。
「子どもたちの変化」
続けていく中で、子どもたちにこんな姿が見られています。
・ 自分から言葉で伝えられるようになった
・ 商品を自分で選べるようになった
・ 役割を理解して動けるようになった
・ 店員役で声を出せるようになった
・ 数やお金への興味が広がった
“できた”という経験が、
子どもたちの自信につながっています。
「遊びで終わらせない療育」
私たちが大切にしているのは、
その場の楽しさだけではありません。
遊びを通して、
実際の生活で使える力を育てること。
そして、
一人ひとりの発達に合わせて、
その子に必要な経験を丁寧に積み重ねていくことです。
「見ていただくのが、一番伝わります」
「うちの子にもできるかな?」
「どんな雰囲気なんだろう?」
そう感じた方は、ぜひ一度見学にお越しください。
実際の子どもたちの様子を見ると、
“ただの遊びではない理由”を、きっと感じていただけると思います。
2才前からの療育(児童発達支援支援・放課後等デイサービス)

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